15 February 2009

From Morris to Mingei


"役に立たないもの、美しいと思わないものを家においてはならない"

"Have nothing in your house that you do not know to be useful,
or believe to be beautiful."– william morris

印象的なこの言葉は
最近訪れた展覧会
「生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」
の入口に書かれていたものです。

仕事の合間に訪れてみたこの展覧会は
昨年、京都国立近代美術館で開催され
現在、東京都美術館にて巡回されています。

偶然にも
私たち那須倶楽部が昨年より掲げているコンセプトが
”Arts & Crafts Today.” という事もあり
インスピレーションとなったアーツ・アンド・クラフツ運動を
再認識する機会として見る事が出来ました。

"手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し
シンプルなライフスタイルを提案する。"

Arts & Crafts の精神は
現代における私たちの生活に様々な示唆を与えてくれます。

10 February 2009

Number Twenty Two.


ニュースレターの最新号を発行しました。

今回は、すまいと密接に関係する
家具について特集しています。
他にも「名作の家」としてフィン・ユール自邸等
様々な情報を紹介しています。

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2 February 2009

Rural Escapes


先日
書店で偶然ある本を手に取り
読んでみることにしました。

内容は
都内で生活している40代の男性が
自身と家族の生き方について考えた結果
残りの人生の過ごし方として
都内と郊外の二点居住を始める迄の経緯について
書かれたものでした。

数年前より
総務省が中心となり
「交流居住」というコンセプトにて
都市と地方を往来するライフスタイルを支援していますが
セカンドハウス=別荘とは異なる
団塊世代のリトリートでもない
若い世代における
あらためて評価すべきライフスタイルの選択肢として
「新しい郊外/馬場正尊 著」
で描かれている生活は
職業柄、その様な生活と係り合いの深い私たちでなくとも
多くの共感を得ることでしょう。